耳識|NISHIKI vol.1 REEL SESSION

最終更新日:2026年7月15日(内容は随時変更されていきます)

本セッションは終了しました

「NISHIKI vol.1 REEL SESSION」では、4組の音楽家と映像作家による作品を制作・公開しました。

ご参加いただいた皆さま、作品をご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。完成した作品は、HASSHIKIのYouTube ShortsおよびInstagramでご覧いただけます。

[Visual]宮嶋龍太郎 × [Music]融解 | お雑煮
[宮嶋 龍太郎からのコメント]
今回、白識様のご厚意により、お雑煮さんとの貴重なコラボレーションのご縁を賜り、大変有り難く思います。お雑煮さんの重厚なサウンドに、私の白黒アニメーションをどう重ねるか、試行錯誤しました。私自身の作品をサンプリングするような体験は初めてで、とても楽しくできました。お雑煮さんのグルーヴは、スケートボードのような飛び跳ねる感じではなく、むしろ氷山が割れる時の地響きのような重心の低さを感じます。そのパワーに応答できていたら幸いです。

[宮嶋 龍太郎]https://miyajimaryotaro.com/
1989年東京生まれ。2015年東京藝術大学先端芸術表現科卒。2017年同学映像研究科アニメーション専攻修了。2025年同研究科博士号(映像)取得。墨絵によるアニメーション作品《RADIO WAVE》《AEON》《CASTLE》等で、これまでに150以上の映画祭にノミネート、20の賞を受賞。
[Visual]水母毛布 × [Music]Wannabe | Z Hyper
[水母毛布からのコメント]
創作中はZ Hyperさんの曲を聴きながら、試しにその日の日記を書いてみました。自分がリラックスできる空間の中で、記憶や回想がくるくると自由に巡り、ふわふわと浮遊しているような感覚になりました。とても不思議な体験でした。

[水母毛布]https://jellyfishmobu.work/
2001年生まれ。中国とアメリカを経て東京を拠点に活動するイラストレーター・アニメーター。「少女少年 feat. 可不」の監督や、ずっと真夜中でいいのに。×『Persona 3 Reload』公式タイアップMVの背景美術監督を担当。実写とアニメーションを組み合わせた実験的な映像表現にも取り組んでいる。
[Visual]TOOWA2 × [Music]peacock blue | tatata5
[TOOWA2からのコメント]
Tatata5さんのpeacock blueという曲に感じたおおらかさとゆったりとした雰囲気から映像が徐々にゆっくりとなり、抽象的なものへと変化していく作品を思いつきました。
今、立ち止まる必要があるのに難しいと感じている人達に足を止めてのんびりと見て頂けたらと思います。

[TOOWA2]http://www.toowa2.com/
映像作家/VJ。ストリートダンサーを経て、独学で映像制作とVJを始める。POPでカラフル、リズム感あふれる映像表現で、活動初期にLUNA SEAのSUGIZOから評価され、後にSUGIZOのJAM BAND “SHAG”にVJとして参加。これまでに、エヴァンゲリオンREMIX DVDへの映像提供、中野裕之監修ドキュメンタリー映画《Spoken Word!》などにも携わる。2014年に製作した短編映画《ENSEMBLE》は、Raindance Film Festivalをはじめ海外映画祭へ多数選出され、2022年には初の長編映画《EROSION》を渋谷ユーロスペースで公開。映画とライブ映像を横断する「映画も撮れるVJ」として活動している。
[Visual]藤田モネ × [Music]Again and again(feat. Risa Okada) | Hybrid Leisureland
[藤田モネからのコメント]
曲を繰り返し聴く中で、何かにとらわれながらも、愛を求め続けるような優しさと切なさを感じました。
その混沌とした思考の渦を、ドローイングや、以前、Hybrid Leisurelandさんと共演させていただいたライブで「Again and again」のために制作したアニメーションを組み合わせながら表現しています。また、1秒ずつ描き重ねていくアニメーションの制作行為そのものが、この楽曲の持つ「繰り返し」の感覚と重なるようにも感じました。最後には、混沌の先で少しずつ視界が開け、前を向いていくようなイメージを重ねています。

[藤田モネ]https://tabigeininmone.com/
絵画を基軸に、即興的なドローイングや手描き映像を含む複数のメディアを横断しながら、無意識と意識をソースとした表現と人間の創造世界の構造を探求している。幼少期の少女像やアイルランド音楽の物語を重ね合わせ、個人的記憶と想像的要素の相互作用を作品として構築する。展覧会、ライブパフォーマンス、オーディオビジュアルなど、領域横断的なアプローチを用いて活動を展開している。

以下には、募集時に公開していた本セッションの企画概要および実施条件を記録として掲載しています。


耳識|NISHIKI vol.1 は、9組のアーティストによる全10曲のコンピレーション・アルバムです。ノイズ、アンビエント、エレクトロニカ──音楽としてのジャンルは様々ですが、いずれも豊かな音の風景がそこにはあります。

NISHIKI REEL SESSION は、その風景に映像を重ねる試みです。

白識が映像作家に1分半以上のショート映像の制作を依頼し、楽曲を素材として提供。映像作家は音楽家と対話しながら、短い作品を仕上げる。完成したリールは YouTube Shorts や Instagram で公開します。

このセッションの本質は「お見合い」です。短い作品を一つ作る過程で、互いの感覚を知る。もし「もっと一緒にやりたい」と思えたら、フル尺のMVに進む道がある。思わなければ、それでいい。白識はきっかけを作ります。作家同士の交差から、その先も生まれるかもしれません。


セッションの流れ

1. マッチング白識が楽曲と映像作家の組み合わせを提案。音楽家と映像作家の双方が合意した場合にスタートします。
2.ショート映像の制作映像作家が楽曲を素材に、1分半以上のショート映像を制作。制作期間や手法は自由。音楽家との対話も、必要な範囲で白識が仲介いたします。
3.納品・公開完成したリールを白識に納品。YouTube Shorts、Instagram リールなど、白識の各チャンネルで公開します。
4.その先へ(任意)ショートを経て、音楽家と映像作家が「フル尺MVを作りたい」と合意した場合、白識がその枠組みを用意します。

ショート映像について

長さ1分半(90秒)以上
報酬1本3万円(erto Ltd. からの発注、請求書ベース)
楽曲の権利原盤権および楽曲に関する権利は音楽家に帰属します。
本セッションにおける楽曲利用は、コンピレーション参加契約に定める通常の配信・宣伝利用とは別に、対象楽曲のアーティストによる個別の確認・許諾に基づいて行います。
映像の権利映像の著作権は映像作家に帰属します。
HASSHIKIは完成したショート映像について、SNS公開、WEB掲載、イベント上映、プロモーションでの利用許諾を受けます。これは利用許諾であり、著作権の譲渡ではありません。
なお、楽曲を含む完成映像の再編集・再公開・二次利用については、音楽家・映像作家・HASSHIKIの合意範囲に従います。
映像素材の扱い制作に用いた個々の映像素材・カット単位の権利は、映像作家に留保されます。映像作家は、これらの素材を他案件やポートフォリオ等で自由に利用できます。
ただし、対象楽曲を含む完成映像またはそれに準じる編集版の利用については、本セッションで合意した公開範囲に従います。
公開先YouTube Shorts、Instagramリール、HASSHIKIのWEBサイトおよび各SNS、関連イベントでの上映
※媒体仕様に応じて、短縮版・告知版を制作する場合があります。
クレジット原則として、楽曲名、音楽家名、映像作家名、HASSHIKI名義を明記します。

フル尺MVに発展する場合

ショート映像の制作・公開後、音楽家と映像作家の双方がフル尺MVの制作を希望し、HASSHIKIを含む三者で合意した場合は、以下のルールで運用します。

楽曲の権利原盤権および楽曲に関する権利は音楽家に帰属します。
フル尺MVにおける楽曲利用は、コンピレーション参加契約とは別に、音楽家・映像作家・HASSHIKIの三者による個別合意に基づいて行います。
映像の権利映像の著作権は映像作家に帰属します。
HASSHIKIは、合意された範囲において、MVの配信、公開、プロモーション利用、イベント上映等の利用許諾を受けます。これは利用許諾であり、著作権の譲渡ではありません。
制作費フル尺MVの制作費は、原則として映像作家が負担します。HASSHIKIは制作費を負担しません。
ただし、別途支援・協賛・制作費の発生がある場合は、事前に三者で協議します。
配信MVの公開・配信は、原則としてHASSHIKIがYouTubeその他の公式チャンネルを通じて一元管理し、TuneCore等の外部配信サービスを利用する場合、その配信費用はHASSHIKIが負担します。
ただし、利用する配信先・公開形態は、事前に三者で確認します。
HASSHIKIの利用範囲HASSHIKIは、MVおよびその抜粋版・静止画・告知用素材を、HASSHIKIのSNS、WEBサイト、イベント、プレスリリースその他のプロモーションに利用するために、音楽家・映像作家の双方から許諾を受けます。
ただし、作品の趣旨を損なう改変や、第三者案件への転用は別途協議とします。
収益分配MV単体についてHASSHIKIが受領した実収益が5万円を超えた場合、5万円を超過した分を、映像作家50%・音楽家30%・HASSHIKI20%で分配します。
実収益とは、配信プラットフォーム手数料、ストア手数料、送金手数料、配信管理費、その他事前に合意した必要経費を控除した後、HASSHIKIが実際に受領した金額を指します。
精算は年1回行います。

(募集終了)募集するコラボレーター

  1. 映像作家・アニメーター・モーションデザイナーの方
    ・ジャンルや手法は問わない。実写、アニメーション、CG、コラージュ、VJ的アプローチ──何でも歓迎
    ・ショート映像(90秒〜)を完成させられる方
    ・音楽との共創に興味がある方
  2. 映像以外のアーティストの方
    ・本セッションはまず映像から始めますが、白識の仕組み自体はジャンルを問いません
    ・食、身体表現、インスタレーションなど、NISHIKIの楽曲と交差するアイデアをお持ちの方は、次のセッションとしてご相談ください

なぜこのセッションをやるのか

HASSHIKIは「場と仕組み」を提供するレーベルです。作家同士が出会い、自分たちの意志で作品を生む環境を整える。ショート映像は、その最初の一歩です。3万円と90秒という小さなフレームの中で、初めて会う2組の作家が何を作るか。それを公開・記録することは私たちのミッション、その1つです。


LOG

2026.7.15: 4作品を公開し、本セッションを終了
2026.5.18: 権利について補足を追加
2026.4.3: コンセプト公開

主催:白識|HASSHIKI プロジェクト(erto Ltd.)